石垣トマト

取り扱い飲食店

ピエトラサンタ ≫ビストロピエール

イタリアンレストラン ピエトラサンタ

大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目3-29 ミヤプラザ心斎橋B1F
tel:06-6241-1445
ランチ 11:30~14:00 / ディナー 17:30~22:00
定休日:月曜日




身にも皮にもパワーがある「全部使おう」と思わせてくれるトマト

大阪心斎橋鰻谷(うなぎだに)。「大人が集う界隈」として知られる場所にある老舗イタリアンレストランです。
地下へつづく階段を下り、扉を開けると、街の喧騒を忘れるような落ち着いた空間が広がります。
ご夫婦やご家族、恋人同士でゆったり食事を楽しめます。

お話しをうかがった方
*マネージャー 尾川 充さん
*シェフ 塚原 祥平さん


素材の持っている味を生かすことが、私どもの味へのこだわりです。自分たちが実際に食べておいしいと思う食材を選んでいます。
けれども、お客様に対して自分たちから野菜のうんちくを語ったりすることはあまりありません。おいしければお客様のほうからたずねてくださいます。
その中で、「石垣トマト」を出したときは「これはどこのトマト?」という声が多かったです。

石垣トマトはディナーの一品として提供いたしました。
インパクトがあるトマトなので、それを生かすためにシンプルな料理にしました。
皮を湯むきしてから、くし切りにして、オレガノを敷いたお皿に、トマトをのせ、その上にオリーブ油と塩かけて。
料理人としてはあれこれしたい気持ちはあるけど、トマトの良さが伝わらなければ意味がありません。
加熱してソースにしてもおいしいと思いますが、そうするにはもったいないと思わせてくれるトマトです。

石垣トマトは、フルーツトマトのような特徴を持ちながら、ちゃんと普通のトマトのような酸味もあって、甘さばかりが際立つトマトとは違います。

最初に食べたとき、皮部分が出汁のような味がするなと思ったんです。香りが強いんですよ。
食感の関係でどうしても皮は湯むきしますが、湯むきしたあとの皮を水を張って軽く温めて、しばらく放置し、その水でジュレを作ったら、トマトの香りがしっかりとするジュレになるんですよ。
それぐらい皮にもパワーがありました。
捨てるところがありません。「全部使おう」って思わせるトマトです。普通のトマトはそこまで思いません。

産地である仁淀川町は水がきれいなイメージ。
水がいいところは何でもおいしい印象があります。水は大事ですね。
環境のいいところに行くと、食べ物が気になって、つい農家さんを探してしまいます。
材料は作り手にこだわりたいという思いがあります。
作り手の気持ちがわかるとその野菜を無駄にできないという気持ちになりますし、料理に対するモチベーションにもつながります。










ビストロピエール

兵庫県神戸市北区鈴蘭台北町4丁目1-10 ピエールビル2F
tel:078-593-9111
ランチ 11:30~14:00 / ディナー 18:00~20:00
定休日:月曜日、第1、3日曜




オンリーワンでナンバーワンになれる力があるトマトだと思います

神戸市鈴蘭台の閑静な住宅街の一角にある、フレンチイタリアンレストランです。パリで修業したシェフが腕を振るう本格料理が楽しめます。大きな看板も掲げず、口コミで広がった人気店。周辺だけでなく、遠方からもお客さんが訪れる、隠れ家的レストランです。

お話しをうかがった方
*シェフ 阪井 一郎さん
*マネージャー 阪井 由美さん


フレンチをカジュアルに楽しめるようにパスタなどを取り入れ、フレンチイタリアンとしてお料理を提供しています。とにかく料理にこだわり、喫茶店営業から29年、宣伝もせず、口コミだけで広がっていきました。
常連のお客様も多く、舌が肥えていらっしゃる方も多いです。
肉料理、タンシチューやテールシチューなどの煮込み料理がウリです。

石垣トマトを出したときは、お客様の反響がかなりありました。食べたときの反応も違いました。
入荷が無い時期にも、「次に入荷した時は教えてよ」とおっしゃるお客様もいらっしゃいました。

「トマトモッツァレラ」(カプレーゼ)にして出すことが一番多かったです。つまり生のままで食べていただきました。
トマトの味が一番よくわかる食べ方です。
加熱するとおいしいのがわかっても細かな違いはわかりにくくなります。
カプレーゼを召し上がった方の中には、おかわりしていただいたり、「チーズはいらないからトマトだけほしい!」とおっしゃる方も。
石垣トマトそれだけでもう完成された味だと思います。
全国のトマトで見てもトップレベル。オンリーワンでナンバーワンになれる力があるトマトだと思います。

通常のフルーツトマトって小玉じゃないですか。最初にサンプルでいただいた石垣トマトは、普通の桃太郎くらいの大きさ(大玉サイズ)だったんです。それでいて味はフルーツトマトだったのでびっくりしましたね。
石垣トマトはまだ形や大きさはまばらですが、野菜選びの決め手は、やはり味です。
有機の良さもありますが、そのうえで味がおいしくなければお客様からお代はいただけません。